『アビメレクの策略と死』
【士師記9:1 さて、エルバアルの子アビメレクは、シェケムにいる自分の母の身内の者たちのところに行き、彼らと母の一族の氏族全員に告げて言った。・・・
9:4 彼らはバアル・ベリテの宮から銀七十シェケルを取り出して彼に与えた。アビメレクはそれで、ごろつきの、ずうずうしい者たちを雇った。彼らはアビメレクのあとについた。9:5 それから、アビメレクはオフラにある彼の父の家に行って、自分の兄弟であるエルバアルの息子たち七十人を一つの石の上で殺した。しかし、エルバアルの末子ヨタムは隠れていたので生き残った。】①ギデオンのそばめの子アビメレクは、策略によって、自分の兄弟を殺し、自分が次の指導者になろうとしました。初めはそれが上手くいったように見えましたが、神はその悪い種の報いをアビメレクに返し、彼は非業な死を遂げたのです(9:57)。神様は、私たち人間の動機も行動も見ておられます。その上で、正しい裁きをなされたのです。
『信仰の重要性』
【マルコ6:4 イエスは彼らに言われた。「預言者が尊敬されないのは、自分の郷里、親族、家族の間だけです。」6:5 それで、そこでは何一つ力あるわざを行うことができず、少数の病人に手を置いていやされただけであった。6:6 イエスは彼らの不信仰に驚かれた。それからイエスは、近くの村々を教えて回られた。】①イエス様の故郷の人々は、イエス様を人間的に見て信じることができませんでした。そしてその不信仰のために、イエス様はわずかな奇跡しか、することができなかったのです。人々の信仰が非常に重要です。不信仰の中では、イエス様は働くことができないのです。