『自分の使命に生きる』
【エステル4:13 モルデカイはエステルに返事を送って言った。「あなたはすべてのユダヤ人から離れて王宮にいるから助かるだろうと考えてはならない。4:14 もし、あなたがこのような時に沈黙を守るなら、別の所から、助けと救いがユダヤ人のために起ころう。しかしあなたも、あなたの父の家も滅びよう。あなたがこの王国に来たのは、もしかすると、この時のためであるかもしれない。」4:15 エステルはモルデカイに返事を送って言った。4:16 「行って、シュシャンにいるユダヤ人をみな集め、私のために断食をしてください。三日三晩、食べたり飲んだりしないように。私も、私の侍女たちも、同じように断食をしましょう。たとい法令にそむいても私は王のところへまいります。私は、死ななければならないのでしたら、死にます。」】①叔父のモルデガイは、養女であるエステルに、「あなたが王女となったのは、この時のためかもしれない」と伝え、「使命に立つように」とチャレンジをしました。エステルはその言葉に応え、死をも覚悟をして、決断をしたのです。その結果、ユダヤ人が救われただけでなく、この後、ペルシャでユダヤ人の勢力が強くなり、後のクロス王の時代におけるユダヤ人解放へとつながったのです。歴史は、神様のご意志によるものですが、信仰者の応答によって進められるとも言えるのです。あなたの使命は何ですか。あなたに使命が与えられているならば、覚悟をする時に、主の計画が確実に進むのです。
『キリストの証人』
【ルカ24:48 あなたがたは、これらのことの証人です。24:49 さあ、わたしは、わたしの父の約束してくださったものをあなたがたに送ります。あなたがたは、いと高き所から力を着せられるまでは、都にとどまっていなさい。」】①イエス様の「十字架と復活」を力強く宣べ伝えるには、人間の力では不可能でした。聖霊の力に満たされて、はじめて弟子たちも「キリストの証人」となれたのです。私たちも同じです。自分の頑張りや意思の力では、イエス様のことを証しすることは、不可能です。しかし、聖霊のバプテスマ(満たし)を求め、それを体験するならば、私たちも同じ「キリストの証人」となれるのです。