『神の計画の実現と私たちの信仰』
【エズラ6:13 このように、ダリヨス王が書き送ったので、川向こうの総督タテナイと、シェタル・ボズナイと、その同僚たちとは、これをまちがいなく行った。6:14 ユダヤ人の長老たちは、預言者ハガイとイドの子ゼカリヤの預言によって、これを建てて成功した。彼らはイスラエルの神の命令により、また、クロスと、ダリヨスと、ペルシヤの王アルタシャスタの命令によって、これを建て終えた。6:15 こうして、この宮はダリヨス王の治世の第六年、アダルの月の三日に完成した。】①クロス王の命令によって、ユダヤ人は解放され、神殿再建を始めることができました。しかし様々な妨害を受けて、あれほど盛り上がった再建も、一時中断してしまったのです。しかし主の計画は前進しました。預言者の励ましと、ダリヨス王の再度の命令によって、神殿再建は無事に完成したのです。神様の計画は、通常、紆余曲折の後に実現します。悪魔の策略によって、一見上手くいかないように見えても、多くの人の信仰によって、神の計画は「実現」へと至るのです。
『心を見ておられるイエス様』
【ルカ21:1 さてイエスが、目を上げてご覧になると、金持ちたちが献金箱に献金を投げ入れていた。21:2 また、ある貧しいやもめが、そこにレプタ銅貨二つを投げ入れているのをご覧になった。21:3 それでイエスは言われた。「わたしは真実をあなたがたに告げます。この貧しいやもめは、どの人よりもたくさん投げ入れました。21:4 みなは、あり余る中から献金を投げ入れたのに、この女は、乏しい中から、持っていた生活費の全部を投げ入れたからです。」】①イエス様は、貧しいやもめの信仰を見ておられ、正しく評価されました。人間の目では小さなものに見えたとしても、イエス様は「真心から捧げた」やもめの信仰を、大きなものとして見て下さいました。私たちが、主のために、真心から捧げる奉仕を、イエス様は決して見落とすことは無いのです。