『主に用いられたネヘミヤ』
【ネヘミヤ1:7 私たちは、あなたに対して非常に悪いことをして、あなたのしもべモーセにお命じになった命令も、おきても、定めも守りませんでした。1:8 しかしどうか、あなたのしもべモーセにお命じになったことばを、思い起こしてください。『あなたがたが不信の罪を犯すなら、わたしはあなたがたを諸国民の間に散らす。1:9 あなたがたがわたしに立ち返り、わたしの命令を守り行うなら、たとい、あなたがたのうちの散らされた者が天の果てにいても、わたしはそこから彼らを集め、わたしの名を住ませるためにわたしが選んだ場所に、彼らを連れて来る』と。・・・
1:11そのとき、私は王の献酌官であった。】①ネヘミヤは、王のもとで献酌官という要職についていた時、エルサレムの悲惨な現状を聞き、主の前に悔い改め、祈りました。主は彼の祈りを聞かれ、彼を用いられました。王は、エルサレムでの城壁の修復を命じたのです。主は、現状を知り、罪を悔い改め、主の栄光を心から願う人物を用いられるのです。まず「祈り」から始めましょう。問題解決は、「祈り」から始まるのです。
『ペテロの失敗と成長』
【ルカ22:54 彼らはイエスを捕らえ、引いて行って、大祭司の家に連れて来た。ペテロは、遠く離れてついて行った。22:55 彼らは中庭の真ん中に火をたいて、みなすわり込んだので、ペテロも中に混じって腰をおろした。22:56 すると、女中が、火あかりの中にペテロのすわっているのを見つけ、まじまじと見て言った。「この人も、イエスといっしょにいました。」22:57 ところが、ペテロはそれを打ち消して、「いいえ、私はあの人を知りません」と言った。22:58 しばらくして、ほかの男が彼を見て、「あなたも、彼らの仲間だ」と言った。しかしペテロは、「いや、違います」と言った。・・・】①一番弟子のペテロは、イエス様を心から愛していました。そしてイエス様に命を懸けてついて行くつもりだったのです。しかし現実のペテロは違っていました。女中の言葉におびえ、周りの言葉におののき、はっきりとイエス様を知らないと言い、見捨てたのです。人間は、自分を守るためにエゴイストになります。しかし、自分が、みじめな人間だと気が付いたペテロは、後に変えられ、主に従う者となりました。人間は変えられます。しかしそれは「自分の弱さ」に気が付いた後なのです。