『ヨブの心を見ておられた神様』
【ヨブ33:8 確かにあなたは、この耳に言った。私はあなたの話す声を聞いた。33:9 「私はきよく、そむきの罪を犯さなかった。私は純潔で、よこしまなことがない。33:10 それなのに、神は私を攻める口実を見つけ、私を敵のようにみなされる。33:11 神は私の足にかせをはめ、私の歩みをことごとく見張る。」33:12 聞け。私はあなたに答える。このことであなたは正しくない。神は人よりも偉大だからである。】①ヨブの「自分が正しい」という言葉を、ヨブの周りの人間は批判できませんでした。人間は「言葉や表面的なもの」でしか判断できません。しかし創造主は、「その心の奥の動機」を知っておられるのです。ヨブの「自分はここまでひどい裁きに合う理由を見つけられない」(31:1-40)と言う訴えは一見正しいように見えます。実際に、神様はヨブを無視するように見えても、ヨブに語るタイミングを計っておられたのです。ヨブが悔い改めることができる「瞬間」に、適切な語り掛けをしたのです。「自分が正しいと確信する人間」を、「悔い改め」させるのは、「神様しか」いないのです。
『神の栄光を現す』
【Ⅰコリント6:12 すべてのことが私には許されたことです。しかし、すべてが益になるわけではありません。私にはすべてのことが許されています。しかし、私はどんなことにも支配されはしません。
6:19 あなたがたのからだは、あなたがたのうちに住まれる、神から受けた聖霊の宮であり、あなたがたは、もはや自分自身のものではないことを、知らないのですか。6:20 あなたがたは、代価を払って買い取られたのです。ですから自分のからだをもって、神の栄光を現しなさい。】①使徒パウロは、「すべてのことはしても良い」と書き記しました。しかしすべてが益になるのではないのです。人間は「自我の思い」のままに進んだ時に、誘惑によって道を外れます。ですからまず「神の栄光」を求めましょう。私たちの心には聖霊が住んでおられるのですから、その方の願いを「しっかりと聞く」ならば、「悪」から離れ、「益となる結果」を成すことができるのです。