『贖罪の日』
【レビ16:33 彼は至聖所の贖いをする。また会見の天幕と祭壇の贖いをしなければならない。また彼は祭司たちと集会のすべての人々の贖いをしなければならない。16:34 以上のことは、あなたがたに永遠のおきてとなる。これは年に一度、イスラエル人のすべての罪から彼らを贖うためである。」モーセは【主】が命じられたとおりに行った。】①贖罪の日は、1年に1度行われました。1年間に償われなかった、すべての罪と罪過を贖う大切な日でした。しかしこれは不完全なものでした。なぜなら毎年捧げなければならなかったからです。②キリストは、ただ一度、ご自身を捧げられたことにより、完全な(永遠の)捧げものを成し遂げて下さったのです。(ヘブル9:6-10:18)贖罪の日は、イエス様の十字架の素晴らしさと完全性を現す「ひな型」なのです。
『迫害の中の聖霊の働き』
【使5:29 ペテロをはじめ使徒たちは答えて言った。「人に従うより、神に従うべきです。5:30 私たちの父祖たちの神は、あなたがたが十字架にかけて殺したイエスを、よみがえらせたのです。5:31 そして神は、イスラエルに悔い改めと罪の赦しを与えるために、このイエスを君とし、救い主として、ご自分の右に上げられました。5:32 私たちはそのことの証人です。神がご自分に従う者たちにお与えになった聖霊もそのことの証人です。」5:33 彼らはこれを聞いて怒り狂い、使徒たちを殺そうと計った。】①ペテロが、人を癒したことによって、指導者たちからひどい迫害を受け、投獄されました。しかし神様の不思議な力によって解放されました。そして迫害の中でも喜んで、語り続けたのです(5:41)。これは聖霊の働きです。聖霊が働く時に、人間は自分の限界を越えて、神様に従うことができるのです。