『ヨナタンの友情』
【Ⅰサムエル20:6 もし、父上が私のことをとがめられたら、おっしゃってください。『ダビデは自分の町ベツレヘムへ急いで行きたいと、しきりに頼みました。あそこで彼の氏族全体のために、年ごとのいけにえをささげることになっているからです』と。20:7 もし、父上が『よし』とおっしゃれば、このしもべは安全です。もし、激しくお怒りになれば、私に害を加える決心をしておられると思ってください。」
20:9 ヨナタンは言った。「絶対にそんなことはありません。父があなたに害を加える決心をしていることが確かにわかったら、あなたに知らせないでおくはずはありません。」
20:17 ヨナタンは、もう一度ダビデに誓った。ヨナタンは自分を愛するほどに、ダビデを愛していたからである。】①ヨナタンは、サウル王の息子でしたが、ダビデを信頼し、大切にしていました。そして自分の立場が悪くなったとしても、ダビデが助かるように、努めたのです。ヨナタンの友情は、友情の模範です。このような愛は、素晴らしいものです。
『イエス様の愛』
【マルコ14:21 確かに、人の子は、自分について書いてあるとおりに、去って行きます。しかし、人の子を裏切るような人間はわざわいです。そういう人は生まれなかったほうがよかったのです。」14:22 それから、みなが食事をしているとき、イエスはパンを取り、祝福して後、これを裂き、彼らに与えて言われた。「取りなさい。これはわたしのからだです。」14:23 また、杯を取り、感謝をささげて後、彼らに与えられた。彼らはみなその杯から飲んだ。14:24 イエスは彼らに言われた。「これはわたしの契約の血です。多くの人のために流されるものです。」】①イエス様は、最後の晩餐で、すべての弟子にパンとブドウ酒を与えました。このことは、イエス様がすべての人類のために、ご自分の身を犠牲にされたことを現しています。そしてこの中には、ユダがいたことは、驚くべきことなのです。イエス様は、ユダをも愛しておられたのです。イエス様の愛はそのような愛なのです。しかし「そういう人は生まれなかったほうがよかった」とイエス様に言わせてしまった、ユダの選択は絶対にしてはいけないことなのです。